江藤教授就任のご挨拶を掲載しました。

 2023年4月より看護学科附属病院連携推進室教授を拝命致しました江藤由美です。昨年度までは附属病院にて看護部長として7年間勤務しておりました。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
 看護学科附属病院連携推進室は、附属病院との連携を通じた教育研究活動の推進並びに看護職員の能力向上に関する取組を実施し、三重県における看護の向上に寄与することを目的として、平成28年4月に設置されました。他大学から赴任された先生方から当看護学科の強みの一つに「附属病院との連携が強い」ことを挙げられています。このことは過去の連携推進室の先生方のご努力によるものかと思います。
 また、兼任として看護・メディカルスタッフ研修センター長、病院長特命補佐(看護学科連携)も拝命しております。看護・メディカルスタッフ研修センター長として特に三重県内の生涯教育、特定行為研修に力を入れていく所存です。
 さて、日本看護協会が実施した昨年度の病院看護実態調査によりますと2021年度の離職率が増加する結果となっています。正規雇用看護職員 11.6%(対前年比 1.0 ポイント増)、新卒採用者 10.3%(同 2.0 ポイント増)でした。特に新卒採用者の離職率は 2005 年以降、初めて 10%を超えています。離職率増加の背景には新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度あったと考えられています。(https://www.nurse.or.jp/home/assets/20230301_nl04.pdfより引用)附属病院においても看護職の離職率は決して低いわけではなく課題の一つです。
 看護学科附属病院連携推進室として、看護学科と附属病院との連携・協働による看護職の生涯教育を支援し、さらに三重県内にも発展させ、生涯を通じて何らかの形で働き続けていけるように看護学科の先生方のお力を借りながら、看護職をめざす方や看護職の方々に対して支援をしていきたいと考えています。先生方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

看護学科附属病院連携推進室 江藤 由美