特色ある学部教育

医学科

三重大学医学部医学科の教育理念に基づいて、特色のある「国際化教育」と「地域医療教育」が実践されています。「国際化教育」では、第6学年の海外臨床実習、第1-3学年を対象にした早期海外体験実習、海外の交流大学からの学生受入れによる学内環境の国際化、実践的専門英語教育、体系的国際保健医療授業などが実施されています。また、「地域医療教育」では、三重県、市町村振興協会、地域の関係教育病院の協力を得て、6年間を通して地域で学べる体制が整備されています。

これらの活動は、文部科学省が推進する大学教育の充実-Good Practice-と課題解決型高度医療人材養成プログラムに採択される優れた活動になっています。これまでに以下の4つのプロジェクトが採択されています。

  1. 平成16年度特色ある大学教育支援プログラム 地域社会を学びの場とした臨床医学教育
    地域社会を学びの場にして
  2. 平成18年度特色ある大学教育支援プログラム 海外医学部と連携した臨床医学教育
    世界に通用する臨床医学教育と国際社会で活躍する人材の育成を目指して
  3. 平成21年度大学教育推進プログラム 保健医療の国際化に対応する医学教育
    教育環境の国際化と実践的語学教育を目指して
  4. 平成28年度課題解決型高度医療人材養成プログラム 慢性の痛みに関する領域
    地域総活躍社会のための慢性疼痛医療者育成

看護学科

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三重大学医学部看護学科は、幅広い知識と豊かな人間性を養う環境が整っています。三重大学は全学部が1つのキャンパス内に統合された総合大学であり、医学科との密接な連携のもとに学習が可能なばかりでなく、他学部との学生や教員とも交流・情報交換を深めることができます。また、完備された情報ネットワークを利用しての学習を行えます。
三重大学では現在タイの6大学と大学間協定を結んでおり、国際インターンシップ制度を活用して海外での研修に参加しています。
また、海外で行われる国際ジョイントセミナーに参加することや、学内において協定大学からの学生や教員との交流を通し、国際社会で幅広く活躍できる能力を養う機会が多くあります。