看護学専攻博士後期課程
精神・ストレス健康科学分野Psychiatry, stress and Health Sciences
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ライフサイクル各期の女性とその家族を対象として、健康生活上の課題に対して、系統的かつ科学的にアセスメントし援助するための理論と実践力を養います。
- 教 授
- 片岡三佳
- 教 授
- 磯和勅子
- 学部担当科目
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- 附属病院診療科
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- 居室
研究・教育内容
研究内容
健康および疾患におけるストレスの影響とストレスケアストレスの効果について心身相関メカニズムの観点からEBNに基づいた実践方法や、災害時におけるストレスケアの実践方法に関する研究
教育内容
・「精神・ストレス健康科学特論」
精神と身体には相互に関連があることを精神神経免疫学が示していて、ストレスに際して精神の不健康は身体的背景をもち、逆に、精神の不健康は身体機能にも影響を与える。ストレスは、精神疾患の発症、経過、予後に大きな影響を与え、精神神経免疫学的背景も視野に入れる必要がある。ストレス緩和ケアは、精神疾患の予防・ケア・再発予防のための関わりにとって重要な視点である。ストレスとストレス緩和ケアに関して俯瞰的視野を養い、精神疾患を代表とする精神の不健康に関して取り組むべき課題に対する研究動機、背景、意義を探究しながら、新しい発想による研究枠組みを見出す。
・「精神・ストレス健康科学演習」
ストレス緩和ケアにおける取り組むべき研究課題を解決する枠組みについて、多面的かつ俯瞰的な視野で精整する。さらに、フィールドワークを通じて研究方法を精緻化し、精神疾患とストレスとの関連フィールドにおいて実施可能な研究方法を明示する。これらにより、ストレス緩和ケアに関連した精神の健康支援に貢献可能な成果を得るための研究推進能力を高める。
研究業績
- Serotonin transporter gene polymorphism modulates inflammatory cytokine responses during acute stress.
Yamakawa K, Matsunaga M, Isowa T, Ohira H. Sci Rep. 2015 Sep 9;5:13852. - Kataoka Ozawa Tanioka Locsin 10.4236/health.2015.76092
Clarifying the strengths-oriented attitude among nurses in psychiatric hospitals in Japan.
Kataoka M, Ozawa K,Tanioka T, Locsin R. Health. 2015; 7 (6):776-87. DOI:10.4236/health.2015.76092 - The sleep-enhancing effect of valerian inhalation and sleep-shortening effect of lemon inhalation.
Komori T, Matsumoto T, Motomura E, Shiroyama T. Chem Senses. 2006 Oct;31(8):731-7. - Immune, endocrine and cardiovascular responses to controllable and uncontrollable acute stress.
Isowa T, Ohira H, Murashima S. Biol Psychol. 2006 Feb;71(2):202-13. Epub 2005 Jun 27. - Reactivity of immune, endocrine and cardiovascular parameters to active and passive acute stress.
Isowa T, Ohira H, Murashima S. Biol Psychol. 2004 Jan;65(2):101-20. - 片岡 三佳 野島 良子 豊田 久美子 日本看護研究学会雑誌
精神分裂病者が語る入院体験 現象学的アプローチを用いて
片岡 三佳 , 野島 良子 , 豊田 久美子 日本看護研究学会雑誌 2003 Dec;26(5):31-44.